4Kモニターを半年使った感想 28インチIiyamaのTN方式モニタ。

PS4 proを4Kで遊びたくて、 色々散々悩んで、予算的にも無理のない

Iiyama G-MASTER GB2888UHSU-B1 Gold Phoenix – 28″ LED Monitor – 4K UltraHD

を買いました。

 

現在イギリスに住んでいるので、そちらで買える日本のメーカーということもありIiyamaにしました。前に使ってたのが24インチで、それなりにでかいなと思ってたので、それよりさらにいくらかでかい28インチ…。

 

そして4Kモニターが届き、ウキウキで使用し始めて、早半年。だいぶ使い慣れても来たので、実際使ってみての感想を書いてみたいと思います。

13インチのノートと比較。デザインはかっこいいです。

ずばり、4Kモニタを半年使った感想は、

 

コンテンツがまだ充実していない。

 

です。

ゲームでも特に最初に買ったFF15なんか、メニュー表示さえ4Kの解像度に対応していないので、文字がガタガタのまま表示されます。せめてテキストくらいはなんとかして欲しかったです。その点その後に買ったNieR:Automata

こちらはテキスト表示やインターフェースが全て4Kに対応しているので、気持よくプレイできました。ゲーム自体もほんとに素晴らしかったし…。そこはAmazonレビューとか見てもらえればいっぱい書いてあるのでここでは書きませんが…。感動しました。

 

でもホントまだ映像そのものが4Kに対応しているゲームソフトはほとんどありません。4Kに対応させるとなると、CGのテクスチャの解像度やマシンスペックとの兼ね合いなどあって、予算も開発期間も上がってしまうでしょうし、出てくるのには時間がかかるのは承知していますが…。まだまだ発展途上のガジェットなので、4Kコンテンツで欲しいものがあったら、それに合わせて4Kモニターを買うというのがいいかもしれません。

 

インターネット上のコンテンツでも、どのウェブサイトもまだ4K向けのデザインというのはあまりされていなくて、余白がたっぷりになってしまうようなページばかりです。結局ズームインして使っちゃったりね。

実際世の中がもっと4Kに対応すれば、例えばブログのコラム数も今主流の3つとかより多い、ブロック型のウェブサイトとかがもっと増えるかもしれませんし、沢山の作業や情報がいっぺんに処理できるようになると思います。

3DCGなど、情報量の多い作業をする面ではもちろんとっても便利です。ひとつの画面上ですべてを見れるというのは楽ですし…。でもそれだったらマルチモニタでも同じことができるので、やはり4Kならではのコンテンツがこれから増えていくのが楽しみだなってところです。

ちょうど君の名は。のDVDが発売で、コレクターズエディションが4KのBD付きらしいので、それを買ってPS4proとこのモニタで見たいです。

映画は割と4Kでのコンテンツが充実してきている分野なので、4KのBDを見る機会が多くあれば買いですね!

 

あともうひとつ4Kの問題としては、解像度が高いので、どうしても物理的にもインチ数の大きいモニタを買うことと思います。

私が買ったものは28インチ、知人のアドバイスだと28でもまだ小さいとのことでしたが、実際コンテンツが28インチ4Kみたいなかなり密度の濃いモニタに対応していないので、実際の表示がとても小さくなります。

28インチということは、FullHDの14インチのモニタを四枚並べたのと同じ大きさで、文字の大きさなどもそれと同じになります。

なのでFullHDと同じ感覚で例えばウェブページを開けばものすごい量の文字が画面を埋め尽くすことになります。

なので結局もともとのコンテンツが4kにしっかり対応するまではズームをよく使うのではないでしょうか。

そして気になるのが、液晶の駆動方式です。安いモニタはたいていTN方式になりますが、TN方式は綺麗に見える角度が少ないです。

で28インチとかそれ以上に大きいモニタを使う場合、画面全体を均等に同じ角度から見ることはできません。

つまり、頭をうごかさずに目だけ動かして画面を見ると、中央と角の方で若干色が変わったり、見えづらくなるということです…。

これはどうしても安いモニタの問題で、今回のモニタでも少し気になるところです。

なので色味など気にすると、普通よりちょっと離れて使うことになったり…。

 

高い買い物でしたが、買って後悔はありませんし、4Kの高解像度での作業は広々としていてとても楽です。一度使ったら前のちっこいモニターには戻れないな〜という感じですが、せっかくのポテンシャルがまだコンテンツ不足で発揮されていないのが残念です。

しかし次に4Kモニタを買い換えるとしたら、おそらく30インチか32インチ、予算があればVA方式やIPS方式のモニターが欲しい。

理想の家が建つまでに3軒かかるといいますし、モニターもそんな感じかもしれませんね…。高いですけど…。4Kは新しくて需要もありますし、手で触る部品じゃないので、劣化も割りに少なくて、たぶん中古でも売れるので、実際は買い替えも可能だと思います。

なので4K欲しくて迷っている人は、もう思い切って買っちゃって、始まったばかりの4Kコンテンツを一番のりで楽しむのがいいんじゃないでしょうか。

 

結論:とりあえず買っちゃえ。

 

 

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